障害年金のお金ガイド|知っておくべき年金額と加算、そして給付金

はじめに

障害年金って、結局いくらもらえるの?

自分の場合はどのくらいになるんだろう…?

障害年金の手続きを進める中で、最も気になることの一つがお金のことではないでしょうか。

ここで大切なことをお伝えします。 障害年金は非課税です受け取った年金に対して所得税や住民税はかかりません。

このガイドでお金の知識を得ることで、あなたが受け取れる年金額の全体像がはっきりと見えてきます。そして、治療や生活再建に専念できる未来のイメージができるようになると思います。


あなたの障害年金の額を知るための、3つのステップ

障害年金の金額は、単一の金額ではなく、複数の要素(基礎年金、厚生年金、各種加算)から成り立っています。このガイドでは、以下の3つの記事を通して、あなたの年金額の全体像と、将来の備えに必要な知識を身につけられます。

ステップ1:障害基礎年金を請求するあなたへ

初診日に国民年金に加入していたあなたは、障害年金の基本となる障害基礎年金について確認しましょう。

20歳前または日本国内に住んでいる60歳以上65歳未満で年金制度に加入していない期間に初診日があるあなたも、障害基礎年金が対象になります。

こんな人におすすめ: 国民年金加入中に病気やけがで申請する方、お子さんがいる方。

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ステップ2:障害厚生年金を請求するあなたへ

障害厚生年金は、初診日に厚生年金に加入している方が対象です。

障害厚生年金を請求するあなたは、基礎年金に加え、より複雑な厚生年金の計算方法を確認しましょう。

こんな人におすすめ: 厚生年金加入中に病気やけがで申請する方、配偶者がいる方。

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ステップ3:障害年金以外にもらえるお金があるの?

2級以上の障害年金をもらっているあなたは、障害年金以外にも、給付金をもらえる可能性があります。

所得要件などをクリアすれば、障害年金に上乗せして受け取ることができますが、自動では支給されません。 損をしないためにも、ご自身で忘れずに請求手続きを行う必要があります

こんな人におすすめ: 障害年金以外で受け取れる給付金を知りたい方。

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最初の一歩を踏み出そう!

「複雑で難しそう…」と感じる必要はありません。

まずは、あなた自身の年金加入状況(国民年金か厚生年金か)を思い出すことから始めましょう。そして、ご自身に該当するステップ1、またはステップ2の記事から読み進めてみてください。

ご病気で働くことが困難なあなたのために、障害年金で経済的な安心を届けたい。その想いで、情報発信と活動をしています。

あなたにとって、参考となる情報でありますように。

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ひつじ社労士事務所
はじめまして。ひつじ社労士事務所の石島と申します。 かつて病院や年金事務所で働いていた私は、病気や障害で悩む方々を一番近くで見てきました。 「一人で悩まないで大丈夫。」 あなたの不安な気持ちに寄り添い、障害年金という形で支えになれたら。そんな思いで、活動しています。 障害年金のご相談は、どうぞお気軽にお声がけください。

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